昼…


美乃里と向かい合い、にやけた顔で、私は切り出す。


「良輔と何話してたの~?良輔、美乃里のこと本気だったんだ~」


「急に教室入ってきてね、彼氏いなかったら、俺と付き合ってくれないかな~って…」


「へ~どうりで良輔いつも見たことない顔してたもんね~で、返事したの?」


「うん…お友達から~なんて…フフッ」


「やったじゃん!カップル成立!」


「まだ、はっきりわかんないし~」


「でもいいじゃん!付き合って愛を確かめる~キャァー!!自分で言ってて恥ずかしくなった~」


「やだ~璃音たら~」


「ところで~良輔と一緒にいる、ちょっとイケメンの新垣純也って、美乃里知ってる?」


「良輔といつも一緒にいる男子だよね~直接話したこととかはないけど~気になるの~もしかして~!」