背中のアザと束縛の愛情

「他の奴に頼めばいいじゃん~何で璃音に頼む?俺が璃音に言った時に誰かに頼んだか?璃音が頼みやすいからか知らないけど、ちょっと図々しくねぇ~?」


「純也が昼休みあんなこと言うから、クラス中の男子ひいちゃったし~何か…私こんなの嫌だ!付き合うって束縛することとは、違わない?」


「束縛?」


「そうよ!純也のやってることは束縛よ」


璃音が周りを気にせず話しをしていることに、純也は切れかかっていた。


「どうしろって言うのよ…璃音は俺の彼女だよな~彼女だったら、俺が嫌がること、普通しなくない?」


「限度ってあるじゃない~!純也のは、それを越えてる。私は、ペットでも、奴隷でもない!純粋な気持ちで純也の優しさは好きって思う。でも、今の純也を好きでいるのは無理…」