背中のアザと束縛の愛情

美乃里からの電話を待つ間、璃音は今日の出来事を思い出していた。


私は、告白されたんだよね?で…オッケーして彼女になった…


でも…


純也のこと、何も知らないし~本当に良かったのかな?


携帯が鳴った…


「ごめん璃音~」


「電話の相手って~良輔~!」


「フフッ…バレてた~?!」


「こわおもての彼氏とラブラブしてんじゃん~」


「良輔って、見た目と違って優しい感じだよ~」


「アツいわ~フフッ…」


「まぁね~で、璃音はどうなった?イケメン純也と?」


「それがぁ~何だか訳わからないうちに、彼女になったみたいで…」


「何それ?オッケーしたってこと?」


「うん…でも、自分でもよくわからないうちに、返事したっていうか~」


「てことは、璃音もカップル成立!やったじゃん~」


「まぁ…」


「詳しくは明日学校でね~御飯食べるわ~」


「うん…じゃあね」