君と決めた道


急に、何を言いだすんだ…この人は…
内心、驚きながらも、返事をかえす。


「いないよー。好きな人欲しーなー。
でも、恋とかあんまりわかんないし。」
ちょっとションボリ気味に言うと
麗奈お姉ちゃんが笑った。

「あのねー。世の中外見だけじゃないんだよ。中身よ中身!全ては、中身‼」
と外見だけじゃないんだと、熱く語られた10分後、お母さんが呼びに来た。


「真紀、麗奈、お弁当食べよう。だから
克樹呼んで来てー。」

それ、何気に呼んで"こい"って
言ってるようなもんじゃん…。



お母さんの言い方に、苦笑していたら
「はーい。でも私、なんか疲れちゃったな…。それに暑いし…。きっと、歩きすぎたんだろうなー。」

麗奈お姉ちゃん…顔がニヤけてる。
あーもー‼分かったよ。

「あたし、ちょっと探してくるね」

「はーい。いってらっしゃーい」
…嬉しそうに、手なんか振ってるし。

はぁー。