いつものように部活帰りの夜8時過ぎの電車 運がよければ彼に会える時間 少しそわそわして入念に鏡をチェックした 次の駅が彼の高校の最寄り駅 ドアが開くと彼はいなかったが 彼と同じ制服の男の子が3人入ってきた 気にしないふりをして 閉まっている側のドアを見ていた