「…伊達様、戻って来て下さい。」
「!!……なんだ、天野か…」
「何の用だ?」
「いえ、本当にあの女を信用しても宜しいのかと思いまして…」
「身形や言動、行動など怪しいこと極まりないと思います。」
「本当に宜しいのですか?」
「…俺も少し考えていた……」
「が、使える奴は誰だろうと使う!」
「それが、俺だ!!」
「なら、使うしかないだろ!」
「しかし…「うるさい!ひとまずあいつを監視しとけ!」
「それから、天野!」
「如月に合う武器を考えておけ」
「っ!しかし、伊達様!」
「話は以上だ!下がれ!」
「…っ……わかりました…失礼します…」
どうもないようだが…
あの時は確かにあった傷が3日で無くなるのはおかしい…
伊野の話や夜の叫び声を聞く限り…
随分と苦しんでいたようだが…
ひとまず、如月を天野に任せ、メグと接触するか…
少し厄介な拾い物をしたもんだ……
何故、あの時あんな事を口走ったのか…
自分で自分が信じられない…
〜伊達side end〜
