「一国の主である俺に馬鹿とはなんだ⁈ こんなことしてると、家臣達が黙っておらぬぞ‼」
『そんなことをねぇ~、こんな状態で言われてもねぇ~、迫力がないって言うかぁ~、なんて言うかぁ~』
『まぁ、それは置いといて…一国の主ってなに?』
『ここどこなの?』
「そんな事も知らぬのか?馬鹿はお前の方だな」
『なにをぉ~!迷ったんですぅ!てか、場所と名前を教えなさいよ!!』
「チッ、ここは奥州。俺の名は伊達政宗」
『…………………』
「おい!小娘どうした?」
「俺の名に怖気着いたか?」
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