あれから…
わたしはひとり、保健室で少しの間考えていた。
これからの上城くんとの関係
これからの上城くんのいない毎日
だけど、そんなの想像できなかった…
いくら考えてもやっぱり何も答えが見つからなくて…
とりあえず、痛くて重たい体を起こして家に帰ることにした。
…その帰り道でも考えるのは上城くんとこれからのことで。
なんだか、
考え過ぎて頭が痛くなってきちゃった…
「まゆっ!!?」
突然前から響いてきたその声に顔をあげれば、香織が制服のままうちの家の前に立っているのが見えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…