「お、おはよう…」



でも、ちゃんと二人の気持ちに応えるって決めたんだ。



「お前、やっぱり分かりやすいな!」



「えっ、何が?」



「素直で可愛いってことですよ」



「…上城くんに可愛いって言われても、嬉しくない」



「ええっ!?」



「ぶっ…見事に玉砕したな」



わたしを真ん中にして、三人でこうやって話すのは初めて…



なんかすっごい変な感じ。




「まぁ、こんな可愛い奴に言われたら嫌みにしか聞こえないよな」



「可愛いって言わないでください!気にしてるんですから!」