一生分の恋。



_____はじめて君と話したのは忘れもしない13歳春


桜がきれいで


慣れない制服で


「なぁ、お前名前なんてゆうの?」


「えっ、あ、高梨穂実…」


「お前すんげー柚子に似てる」


苦しかった

話しかけてもらえて嬉しいのにすごくすごく嬉しいのに

どうしようもなく苦しかった