瑠哀 ~フランスにて~

――――サクヤ、ごめん、なさい………。



「―――ルイ、どこに…―――」



 この思いだけが膨れ上がり、溢れ出し、もう、自分を抑えることができない……。

 あの優しい微笑みが、消える。



 あのせつないほどに哀しげな瞳が、重ならない。




 ルイ――――