だから君が


「日向子サン。したい、んやけど」

色っぽい目で見つめる

その色っぽさにやられてしまったようで

キュー、と倒れてしまいそうなほどに

顔が熱くなる


もう断る術など日向子にはなくて

ゴクリと飲み込むと意を固めて頷いた

「好きや」

フワッと微笑む

「目、閉じて」

瞼を覆うように右京の左手が優しく触れる

奪われた視界は少し不安で




ーチュッ

一瞬唇が重なった


「日向子サン、柔らかい」

「か、感想とか言わないでよ」

それでも重ねられた手はまだ離れなくて

「右京サン?」

「待って、」