だから君が


栞奈から話しかけてくれたことで

友達を諦めきれてなかったことを知った


日向子は栞奈と友達になりたかった

そう思うと

笑わないわけではなかった日向子の表情は

栞奈の前ではすぐに崩れた

少しずつ声がかけやすくなってきた日向子に

クラスメートからの声がかかる

「日向子チャン、あたしも話しかけていいかな」

タイミングをうかがってくれた

最初こそは話し掛けづらかったとはいえ

人見知りを抜けた

日向子の少しずつ出てくる表情にみんな

不思議ととても惹かれた