だから君が



教室なんだから誰の許可も必要ないだろうに

毎回のように尋ねる彼

にこにこしたまま入り口で待っている

「いーんじゃないですか」

もっと楽しそうな顔をして近寄る

正直相当眩しい

「いらっしゃい、でっかいお子さまちゃん」

「何てこと言いはりますの、北村サン」

ぶぅとすねる

「こんなお子さまでも文特なんだから

納得いかないわー」

ほらまたー、と一層すねた

そう、右京サンこんなに部活バカでも

文系特進クラス

10クラス中の7クラス文系なのだから

相当すごい