だから君が



「イディオムも毎日あんなやってるのに

なかなか終わらないよね」

「まあまだ2年生にもなってないしね、

きっとそろそろ終わるよ」

はぁとため息をつきながら

勉強とは離れて少し談笑する

「あ、橘くん」

入り口の見える方を向く栞奈の視界に

入り込んだ右京サン

「ひーなこサンっ」

入り口から楽しそうに呼ぶ声

「あらあら来ましたよ、甘えん坊が」

面白がる栞奈

「入ってえーえ?」