「あ、昼休み終わっちゃう」

「ほんまやね、

ちょっとまっとてもらえまへんやろか

ボール直しぃひんと」

「あ、はい」

なんで待つんだろバラバラでいいのに

嬉しそうに笑う顔を見たら

待ってもいいかなと少しおもってしまった




そうやって帰ってくる右京と共に

教室へ戻った

それから何度か時間があるときには

こうして体育館に足を運んでいる