わたしの恋愛

それから3日間ぐらい

ユウタに会わなかった。

土日をはさんで,月曜は

普通通りに学校に来た。

火曜はユウタが風邪で休み。
水曜と木曜は中体連が

あったからバスケ部の

ユウタは試合に行った。

そして木曜の夜,

また夢にユウタがでてきた。
今回の夢はユウタと普通に

話してる夢。

また付き合ってるとか

そういうのではなかった

けど,また友達に戻れてた。

夢でのユウタとの関係は

ミユウが望んでいるものばか
りだった。


最近はもうこの状況に慣

れてしまったのか,

ユウタと話さなくても前ほど
つらいとは思わなかった。

でもやっぱり,他の女子

に話しかけてるのを見る

と正直少しつらかった。

『未練がましい女…』

自分でもそう思った。

でも,それほど好きだっ

たってことだ。

ユウタのことは本気で好きだ
ったんだ。

今でも心に傷は残ってる

けど,この経験は必要だ

ったのかもしれない。

そう思えるようになって

きた。

ユウタとのことで,ミユウは人

と簡単に付き合えなくな

った。ユウタと別れてから4
人に告られたけど,誰と

も付き合わなかった。

理由はいくつかあって

友情を壊したくないとか

その人は自分にとって付

き合うとかそういうタイ

プじゃないとか...

まぁそんな感じだった。

自分が好きになった人に

告られたら付き合うだろ

うけど,それ以外の人と

は付き合う気にはなれな

かった。今までは,なん

となく嫌じゃない人だっ

たらいいかなぁ…って思

ってたけど,ユウタとのこと
があってからは変わった

。あるいみでは成長でき

たのかもしれない。

ユウタと別れたという現実が
ある以上は,これをプラ

スに考えていかなきゃだ

よね?

そう自分に問いかけた。

『もうミユウは大丈夫。大丈夫だよね。』

1人でこのことについて

考えると,自然とプラス

思考に考えることができ

た。