「こころ?」 「体の痣や傷は時間と共に消えるけど、心の傷は早々消えないからな。」 「・・・そう、だな。」 「ちゃんと見ててやれよ。」 「ああ。」 そう返事をした後、無言が続く。 もう一度葵に眼を向けると、この小さい体を抱きしめたいと、 そう思った。