早く、 早く葵を助けないと。 今現在も海藤悠斗と一緒であろう葵がされていることを思い浮かべると、冷静を装いながらも気持ちは焦る。 「どうなさいますか?」 「わ、わかりました。そのお話、受けさせていただきます。」 「そうですか。ではこちらを。」 秋吉が鞄から小切手と紙を取り出す。 「こちらにサインをしていただけますか? 今後、一切柳瀬葵には近づかないと。何かある時は、全て私どもを通して下さい。」 「・・・はい」 海藤燈子がサインをし、契約が結ばれる。