「あ、そうだ。」 「んー?」 さっきは不機嫌だったが気怠そうにちゃんとこっちに顔を向けてくれた。 「あんさ、宿題手伝ってよ。」 ほんとはこのために来てもらってたのにすっかり忘れちゃってた。 「澄ちゃん数字得意だったよね?」 「あ、覚えててくれたんだ。」 当然。 テストがあるたんびに見かける澄ちゃんの名前。 私の学校では、テスト上位10名の名前が各クラスの掲示板に張り出されるから。 特に澄ちゃんは数字が得意らしく、いつもtop3には入っているぐらいだ。 羨ましい。