♪南♪
私、浅川南。
今日から高校一年生。
「南!いってらっしゃい♪たまには実家にも帰って来てね!」
「うん。お母さんも元気でね♪」
私の高校は寮性だから今日から私は寮で1人暮らしをすることになる。
家具とかは全部向こうにそろってるらしいから引越しの用意は自分の身の回りのものだけだったから楽だった。
駅まで歩いてそこから電車に乗った。
寮から1番近い駅で電車を降りて地図を見ながら歩いて寮まで行った。
「ん?ここかぁ?」
私はやっと寮に着いた。
管理人さんに聞いて私の部屋の鍵をもらった。
私の部屋は401号室だ!
隣にはまだ誰も住んでないみたい。
入学式の後で挨拶にいこうかなぁ?
そして私は部屋に入った。
部屋に入ったらめっちゃきれいでびっくりしたぁ。
家具は全部おいてあるし制服もハンガーにかけてアイロンもかかってる。
いったい誰がしてくれんだろう?
そして私は制服に着替えて学校の体育館に行った。
体育館に着くと…クラス表が貼ってあった。けど…見えなーい笑笑
私の前には170センチぐらいある男子がズラリと並んでいた。
あれー女子いなくない?
まぁいっかぁ❤
やっと男子がのいたのでクラス表が見えた!
「えーっと…私のクラスはCぐみかぁ」
うわっ!なんか名前見てると男子の名前しかない気がする…
「うわっ!うちのクラス女子2人しかおらへんやん!ここ男子校ちゃうよな?」
私と同じこと考えてる笑しゃべってみようかな?
「あのっ!私浅川南って言います!女子がクラスで2人しかいないので友達になりたくて…なってもらえますか?」
…。嫌われたかな?いきなりすぎた?
「めっちゃええでー!うちさぁ大阪から来て友達おらんくて不安やったんや!だから友達誘ってくれてめっちゃ嬉しい!これからよろしくな南!」
やった!友達なってくれた!でもこの人なんて名前なんだろう?
「あのっ!名前何ていうの?」
「あ!えっとーうちは有間美里っていうねん!関西弁なおそうとおもってるから協力よろしく笑」
美里ちゃん♪優しそうだしおもしろそう!
そして私たちは名前が書いてあるイスに座って入学式に参加した。

♪翔太♪
俺の名前は相澤翔太。
今日から高校一年生になる。
俺には両親がいない。施設から抜け出したくてわざと寮がある学校を選んだ。やっとあの息苦しい施設から抜け出せた。
「ここか?俺が今日から暮らす寮は…」
結構きれいでびっくりした。寮っていうからもっときたないのかと思っていたから嬉しい。家具ははじめから備え付けられているらしいから何も買わなくて済んだ。
管理人に部屋の鍵を渡してもらった。俺の部屋は400号室だった。はしっこの部屋だったから隣は1人。401号室は一体誰だろう?
俺は部屋に入って置いてある制服を着た。すごくきれいな部屋でびっくりした。
学校に行って入学式が行われる体育館に行った。俺はCぐみだった。クラス表を見て俺はびっくりした。ほとんど男子で女子が、2人しかいなかったから。
「新入生は名前の書いてある席に座ってください。」
やべっ!俺は急いで席に座った。
前の男子2人が
「俺らのクラスに中学の時学校一モテてた女の子がいるらしいよ!」
「マジでー?名前は?」
「浅川南っていうらしい。」
「へぇー俺狙おうかなぁ?」
「お前はキモイから無理だろー!俺が狙うし!」
「はぁ?あのっ俺らどっちがかっこいいと思います?」
って俺に聞いてきた。俺の顔を見た瞬間「うわっめっちゃイケメンじゃん」
って言われた。俺は、
「お前ら両方かっこいいと思うよ」
っていったら、
「いやいや何かありがとうございます笑俺ら友達になりませんか?」
って言われた。ちょうど友達欲しかったから
「いーよ!お前らなんて名前?」
って聞いた。
「俺は井坂ライトっていーます。よろしくな!」
「あっ!俺は坂口アランっていーます!よくバカって言われます笑まぁよろしく!」
髪がマロン色なのがライトで、髪が黒いのがアランかぁ…
「あ…俺は相澤翔太です。これからよろしく。」
そう言って俺は入学式の間ずっとライトとアランとしゃべっていた。