「もー良いです!今日は帰ります。」 「じゃあまた明日ねー!待ってるからねー」 無理やり約束を取り付けられてしまった。まぁ今回のはプライドよりもご飯を優先してしまったあたしが悪いんだ…。 店内のイケメン店員さんが、あたしを哀れむような目で見てくる。 ……お前も止めろや! そんなことを思いながらションボリ帰った。 アパートまで着いて、3階に上がって部屋の近くまで歩いてきた瞬間。 ----ガチャン--パタパタ 誰か歩いてきたー! この方面からの音!! これは……くる!!