【完】*お引越しラバー*





ココにご飯に来ることになった経緯には、このひとも絡んでたのか…。


「だからね、もし洸ちゃんのことを…」
「あーっ!マスターってば伊奈ちゃんを独占してるー!!」



ヒロさんの言葉をさえぎって、松橋が席に戻ってきた。
コイツは誰にでも発言を被せるんだなと感心した。



「やだー!洸ちゃんってばー。ガールズトークを楽しんでたのにー」


……あなたはガールじゃないだろう。
考える余地すらなくガールではない。