「でもその女、性格最悪でね。欲しいものを買ってもらう時以外、洸ちゃんはいっつも冷たくされてた。いつも落ち込んでいたわ。
好きだった分、別れてからも引きずっていて。可哀想だった。」
なかなかすごい女性と付き合ってたんだなぁ。
「伊奈ちゃんのこともね、結構反応が冷たいーって嘆いてたけど。でも、洸ちゃんは楽しそうで…きっといいコに出会えたんだなぁって思ってたのよ!」
このマスター、優しいひとなんだなぁーなんて思ってたら。
「そしたら、今度伊奈ちゃんとご飯に行くんですよーなんて言うからココに連れて来なさいよ!って言ったのよー☆ 本物が見れて嬉しいわー」
「は…はぁ……」



