「ま、大丈夫だよ。見て? 流星君嫌がってるじゃん。」 うわー、ほんとだ。超、迷惑そう。 「気にしないでおく。」 そう、気にしちゃダメダメ。 そう思いながら席についた。 「西本さん」 「はーい」 誰かに話しかけられたから上を見上げる。 あ、仙波君だ。