最近、昨日みたいに仕事で遅くなったり 疲れてるから桜の話を碌に聞いていなかったりなどと色々我慢させてたんだな…。 「でも…私真樹のこと好きだもん。頑張ってる真樹が好きだもん」 へへっと笑う桜は俺の理性を奪うには十分すぎたくらいだった。 「ごめん、桜…俺もう無理」 そう言うと同時に俺は自分の唇を桜に押し付けた。