熱のせいか視界がボーっとする。


ふらふらとしながらもキッチンへと向かう。


「えーっと…翼のミルクは…」


棚から哺乳瓶を取り出しお湯を注いでミルクを作る。


ミルクは熱過ぎず温すぎず…。


舌でなめてみるものの何の味もしないし、熱さもわからない。