私は真樹を待った。 時計の針が一秒一分進む。 それでも、なかなか真樹は帰ってこない。 もう12時なるというのに真樹が帰ってくる気配何てない。 「真樹…何してるの?」 やっぱり…さっきの人と? 駄目だ、考えちゃいけないって分かってるのにマイナスの方向になってしまう。