目に映ったのは、かな先輩とのぞみさん。
そしてその横にいるのが、男子の団体。
「ね、君達可愛いねっ!名前なんて言うの?」
「かなです。」「のぞみ。」
なっ!!
気軽に話しかけるんじゃねぇよっ!
「へ〜、かなちゃんとのぞみちゃんか♪あっ!このあと、俺達と一緒に回んない!?ってかメアド交換しようよ!」
はぁ!?
ただのお客にそんなこと聞く権利ないっつうの!
「おい、れん。のぞみさんが困ってる!」
陸は、かなり焦ってる様子。
確かに、かな先輩はかなり困ってる感じだけど、のぞみさんは困ってるって言うよりちょっとキレてるよな...。
まぁ、とにかく!
「いこっ!」
俺達は、かな先輩のいるところにいった。

