大好きな君に、届けるメロディ。




「もう戻る?」



「あ、はい。」



「吹奏楽部だよね。
閉会式、演奏あるもんね。
特賞歌」



「はい。ありがとうございました」




もう選抜リレーは終わっていて
吹奏楽部は体育館に置いていた楽器を
運び始めていた。




「あ、優奈ちゃん! 足大丈夫?」



「うん、大丈夫!
それより、選抜リレー…」



「6組1位だよ!」



「嘘!」



「ま、俺のおかげだな!」



「どうせ唐沢くんのおかげでしょ!」



「お前〜〜、クラス対抗リレーで
助けてもらったからって〜〜。
唐沢のこと好きになったのか??」



「違うっ、そんなんじゃないっ!!」




もう、こんなバカにかまってるヒマないのっ
早く唐沢くんにお礼言いたいのに…。