大好きな君に、届けるメロディ。




「…あぁー…」



聞こえてくるクラスメイトの
残念そうな声。


転んじゃった。



血がにじんで痛い。
すりむいてる。



その間にどんどん抜かされていく。



…はしらなきゃ…。




膝が痛いけど、我慢して走る。


もう、さっきまで聞こえてた
クラスメイトの応援の声は聞こえてこない。



あぁ、もう、最悪…。


迷惑かけないようにしなくちゃって
思ったのに、
1番迷惑かけちゃった。


唐沢くんも見てただろうし…



気がつけば6組はもうビリ。



涙目で次走者にバトンを受け渡す



あぁ…もう、やっちゃった…。



クラスの人に会わせる顔ない…