そしてリレーが始まった。
自分の番が近づいてくると、
すごく緊張する。
「がんばれぇー!」
「いけぇー!!」
応援の声がすごい。
どのクラスも気合い入ってる。
クラス対抗リレーと
学年種目と選抜リレーは
個人種目よりも点数が高いから。
迷惑かけないようにしなくちゃ…。
もう、あっという間に
私の順番が回ってくる。
「がんばって優奈ちゃん」
「ありがとー」
私の後ろに並んでたクラスメイトが
背中をおしてくれる。
今、6組はなんと2位。
なかなか、トップを走ってる3組に
近づけない。
とりあえず、今の順位をキープするぐらいは
しなくちゃ。
バトンを受け取って走り出す。
「がんばれー! 上原!!」
「優奈ー!!」
練習のときと同じように聞こえる、
クラスメイトの応援の声。
よし、このまま走りきれる—————
そう思ったその瞬間。
『ドテッ』
