「あ〜あ、優奈ってばKYだなぁ〜。
優奈が6組じゃなかったら、
山下と舞香2人で同じクラスだったのにっ」



「あたしがクラス決めたんじゃないも〜ん
先生に言ってよ〜」



「だからぁ…そんなんじゃないんだってば!
山下のことなんて何とも思ってないもん…」



「いや、舞ちんが何とも思ってなくても…
ねぇ?」



「山下が…ねぇ?」



「あ〜もうっ!
うるさいなぁ〜〜本当にうるさい!」




舞ちんがほっぺを膨らませて
先を歩いていった。


そして、6組の教室に入っていった。




「あ、舞ちん! 待ってよ〜!」



「じゃぁね〜優奈! また後で〜」



「ん、またね〜」




紗英と春奈に手を振って、
私も新しい教室に入っていった。