大好きな君に、届けるメロディ。




「あっ…」



バシッ…!!



「…えっ……。」



何かに引っ張られた。


誰かが、私の腕をつかんでくれた。



誰…



「唐沢くんっ……!」



近っ……!!



なんか抱き寄せられたみたいな
格好になってる



これってやばくない?




「危ねー…」



「ご…ごめっ…」




慌てて唐沢くんから離れる。




「気を付けろよ」



…ぼーぜん。



もう、今日だめだぁ…


2回も唐沢くんに助けてもらっちゃった…



てゆうか…あんな風に助けられたら
誰だって照れるでしょー!



うううう、顔真っ赤っか…。