びくっ!!! 久しぶりに聞く 山下の声。 おそるおそる振り向くと 山下は窓の外を眺めたままだった。 「…何?」 「……」 自分から呼んだくせに 黙ったまま。 「……なぁに?」 声が震える。 早く喋ってよ…。 「……関口と…桜井から 聞いた?」 「…え」 やっとゆっくり振り向く山下。 「…聞いた?」 「…聞いたって…あの…えと 何を……」 「…わかってんだろ?」 こんな山下の冷たい声 初めて聞いたかもしれない。 …もう嫌だよ… 怖いよ…。