大好きな君に、届けるメロディ。




結局部活が終わっても
もやもやした気分が晴れることはなかった。




「優奈ー、帰ろー」



「うん。…あっ」




音楽室を出ようと
リュックを手にして気付いた。



お弁当箱、教室だ。




「ごめん。お弁当箱忘れちゃった。
取りにいってくるから
門のとこで待っててー」




「りょーかーい」




いつものメンバーに言って
私は教室に急いだ。




「…はぁ…」



今日一日で何回ため息をついただろう。




…あれ?



電気ついてる…



真っ暗な廊下で、私のクラスだけが
薄く電気がついていた。



誰かいるの?