私は、横田くんの後を追って そして、横田くんの手を取った。 無理矢理、手を繋ごうとする私に見向きもせず 横田くんは、なにも言わずに私の手に 指を絡めてくれた。 なによ!!優しすぎるでしょ!横田くん!! (ダメだ………自分からしたくせに、トキメキが止まらない。) なかなか、鳴り止まない鼓動と顔の火照りを必死で隠そうとする 私なのでした。