私は、横田くんの機嫌が直るまでずっと空を見上げていた。 その間、いろんなことを考えた。 横田くん、今日はなんか優しいな。 手を、繋いでくれたな。 私のペースに、合わせてくれたな。 ちゃんと、謝ってくれたな。 とか。 考え出したら、キリがなくて 自分は、相当横田くんが好きなんだって改めてそう思った。