「良かった。」 「え?」 「ココちゃん、元気出たみたいだし。」 「あ、うん。ありがとう。」 「どーいたしまして!よし!昼休み、もう少しで終わるし…」 「うん。」 「一緒に帰ろっか。」 なおとくんは、そう言って立ち上がってわたしの頭を撫でた。