「え…?ここ、どこ?」 キョロキョロしていると 「頭大丈夫だった?」 なんて、お兄さんが近寄ってきた。 そして 再び頭を撫でられて… でも 私は、その手を振り払ってしまった。 え?とでも、言いたそうな顔で 目を見開くお兄さん。 「ダメ!」 お兄さんの目を見つめる。 「え?え?コ、ココロちゃん?」 「ダメなんです…っ!横田くん以外は私の頭触っちゃダメ!」 「………。」