この声を聞くたびに、俺の理性は吹き飛びそうになってしまうんだ。 唇を離すと 「ま、また明日ね!!横田くん!」 と、赤い顔をしながら足早に家の中に入って行った。 (やべー・・・。ニヤけがとまらねぇ。) 俺は、緩みそうな口を手で隠しながら 暗い道を歩いた。