「…ん…っ。ハァ…よこ…た…くん。」



名前を呼ぼうとすれば、
こんな声しか出て来ない。


なんか

なんか


甘い!!この空気が、甘すぎる!


まだまだ、子供の私からすれば
恥ずかしすぎて、いまからでもここから消えたい!と、思ってしまうほど。