何してんだろう。私。

横田くんのこと、考えすぎて…お弁当のことなんて頭から抜けてた。



「と、取りに行く!?」


と、私がベンチから立ち上がると





ギュッ




横田くんは、私の手を握って




「行かなくていい。」




と言った。