『志田…。お前の番だ。』

だよね…。この、展開予想出来たよね。

私は涙をそっと拭いて、ニコッと笑った


『翔太…。ずっと、好きだった…!』
顔は、赤く涙でグシャグシャになっていた。

私は逃げ出したい気持ちを抑えて、歯を食いしばっていた。彼が返事をくれるまで…。

『ありがとな!亜里沙…。でも、もうすぐ行かないといけない。今度いつ会えるかわからない。だから…。』

『っかた…。分かった。』
私は決意した。修学旅行でキッパリ諦める事を…。