「そっか」 「うん。…じゃあ、またね」 そう言って、私は行こうとした。 ……が、蒼井くんに腕を掴まれ、私は蒼井くんの方に振り向いた。 「……ちょっと、いい?」 「えっ、うん……」 そう言って近くの公園に行き、そこにあるベンチに座った。