「遅い」 カフェに着いて、蒼井くんの所に行って言われた一言。 「あ、ごめん…」 そんなに待たせちゃったかな…… 蒼井くんは不機嫌な顔から目を細めてフッと笑った顔に変わった。 「嘘、別に怒ってない。俺が急に呼び出したんだし」 「…はぁ~なんだ。またからかわれただけか」 「ごめんごめん(笑)とりあえず座れば?」 「うん」 私は蒼井くんの向かいの席に座り、蒼井くんの方を見るとミルクティーがあった。