君に好きと言われて
不快に思う奴はいないだろう。

俺がそうだった。

君のことなんて、
何とも想ってなかった。

なのに、今俺は、
君が俺を想っていてくれていたときより
君を想ってしまっている。

今、君は誰を想ってる?

君はいつでも、誰にでも、笑顔だから…

俺には向けてくれなかった笑顔で
いつも笑っているから…。

俺にはわかんねぇや。

俺は今でも──…


恋心。


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