先生に逢いに行く。

『次ね新任の先生、羽鳥先生?』


私の番だ。

『はい、まだまだ新米ですが
ご指導よろしくお願いします。』

私は短く挨拶を済ませた。

すると、教頭は、

『羽鳥先生は工藤先生の
教え子だそうだね?』


『は、はい。恩師です。
篠崎先生にも国語を教わりました。』


そう言うと職員室には

心なしか暖かい空気が
流れた気がした。


もう。桜が咲く頃だ。