先生に逢いに行く。

『先生?調子はどうです?』


私は改まって先生に聞いた。


『ああ、もうすっかり!
ありがとな、』



あっ、大事な事聞くの忘れてた。


『先生!私、どうしてベッドに
寝てたんでしょう?』



『ああ!朝やたらきょどってたもんな、
昨日お前が看病してくれて
たんだけど、俺、熱で盲ろうと
しててさ、お前がベッドの端に
肘ついて寝てたのを、
夜中、目が覚めて、発見したのを
俺がベッドに運んだ!』


先生はたんたんと話した。


『えっ!なんか、すみません。
重くなかったですか?』


『もう、重い重い!
鉄アレイかと!ってーのは嘘』


先生は時々意地悪だ。


けど優しいから
すぐに、嘘だよって言ってくれる。