先生に逢いに行く。

席に着くと隣にいたのは



『羽鳥さん!待ってたわよ!』

嬉しそうに話しかけて来たのは、
『篠崎先生ぃいー!』

篠崎先生。
わたしの高校の時、
国語を受け持ってくれてた
先生。


よく相談にのってもらった。

信頼する先生のひとり。

『羽鳥さんがね?
来るって噂に聞いた時!
私、嬉しくて嬉しくて!』

そう言って私達は抱き合った。

それにしても篠崎先生は
わたしが高校を卒業する
一年前に異動となって

学校を離れたはずなのに、
なぜ、ここにいるんだろう。

『でも先生なんで、、。』


私がそう言いかけると、

ぁあっ!と思い出したかのように、

『私!異動になったんだけど、
去年からまたここで働いてるの』

そう言ってニコッと笑った顔は
あの頃とちっとも変わらない
素敵な先生だ。